睡眠について

海辺の杜ホスピタル 精神科医師 小林 広幸

涼しくなって過ごしやすくなりましたが、睡眠についてのお悩みはないでしょうか。患者さんから「夜眠れません」という相談をされることが多々あります。良眠のために睡眠薬が必要なこともありますが、生活習慣の見直しで解決することがほとんどです。
「睡眠は8時間取らなければならない」という思い込みをされている方も多いのですが、適切な睡眠時間は人によって差がありますし、同じ人でも季節や年齢によって変化します。日中眠気が原因で活動に支障を来すことがなければ問題はないでしょう。
また、夜眠れないので昼寝をされる方もいらっしゃるかと思いますが、1時間以上の昼寝をしてしまうと睡眠のリズムが崩れ、夜に眠りにくくなる原因となります。昼間はしっかりと起きて、程よく運動をした方が眠りやすくなるでしょう。
薬を飲まずに済むならそれに越したことはないと思います。一度生活を振り返ってみると良いかもしれません。