薬と長く付き合っていくために

海辺の杜ホスピタル 薬剤師 細木 加寿子

薬には長く使用する必要があるものがあります。精神科では統合失調症やうつ病などに使われる薬などです。薬の服用が病気の再発再燃を防ぎ、日常生活を送る力を助けてくれます。長く服用が必要な薬にも副作用がありますが、服用を続けていると消失するものもあります。服用を中止すべき副作用なのか、そうではないのかは、投薬をうける際に確認が必要です。
また、これらの薬は自己判断で服用を中断すると症状の悪化を招き、さらに多くの薬の使用が必要となります。薬を長く使用するためには、副作用がなるべく少なくて、効果が十分にある薬を適切な量使用し、服用の負担が少ない薬(飲み忘れを最小限にできる薬)を使用する必要があります。
薬にはさまざまな形があります。普通錠や口腔内崩壊錠、粉薬、液剤、持続性注射薬や最近では貼り薬といったものもあります。自分に合った飲み心地の良い薬(使い心地の良い薬)を見つけるために、剤形、服用回数、服用時間を医師や薬剤師と一度相談してみましょう。