パニック障害

桟橋みどりクリニック 所長 山﨑 浩

動悸や息苦しさなどの自律神経の症状と共に激しい不安が発作的に起こる病気としてパニック障害があります。
男性より女性に多く100人に1~5人ぐらいの割合で発症するといわれています。最初の発作はおおむね30歳前後に経験することが多いようです。また、パニック障害には高い割合で「うつ症状」を併発することも知られています。
症状は、心臓がドキドキする、汗をかく、身体や手足の震え、呼吸が早くなる・息苦しさ、胸の痛みや不快感、目まい・ふらつき、このまま死ぬのではないかという恐怖、寒けまたは、火照りなどがあります。しかし、いろいろな検査を受けても身体の異常はどこにも見つかりません。また、何度か発作を経験した方は、発作を引き起こしやすい状況を避けることが習慣になり日常生活の支障となって現れてくることがあります。
パニック障害の治療は、パニック発作をできるだけ消失させることです。薬物療法は、発作が生じたときに改善する薬剤と、発作の予防効果を持つ薬剤を組み合わせて行うことが一般的です。