睡眠について

涼しくなって過ごしやすくなりましたが、睡眠についてのお悩みはないでしょうか。患者さんから「夜眠れません」という相談をされることが多々あります。良眠のために睡眠薬が必要なこともありますが、生活習慣の見直しで解決することがほとんどです。 「睡眠は8時間取らなければならない」という思い込みをされている方も多いのですが、適切な睡眠時間は人によって差がありますし、同じ…


抗認知症薬

認知症の65~69歳での有病率は1.5%で、以後5歳ごと倍に増加し、85歳では27%に達しており、非常に身近な疾患となっています。 現在、日本で使用されている抗認知症薬は大きく分けて2種類あり、元気のない方にはコリンエステラーゼ阻害薬、興奮したり暴れたりする方にはメマンチン塩酸塩が主に使われています。コリンエステラーゼ阻害薬には、1日1回の内服薬、1日2回の…


パニック障害

山崎

動悸や息苦しさなどの自律神経の症状とともに激しい不安が発作的に起こる病気としてパニック障害があります。 男性より女性に多く100人に1~5人ぐらいの割合で発症するといわれています。最初の発作はおおむね30歳前後に経験することが多いようです。また、パニック障害には高い割合で「うつ症状」を併発することも知られています。 症状は、心臓がドキドキする、汗をかく、身体…


アルコール使用障害について

笠井

従来の診断では大きく分けてアルコール乱用、アルコール依存という二つの状態像で説明されてきました。乱用とは飲酒によりさまざまな問題が生じているけれども依存に陥っていない状態を指し、乱用が繰り返されるうちに、やがて依存症に移行していくという考え方です。依存とは、離脱症状(禁断症状)や耐性(反復使用による効果の低下)といった身体依存と渇望やコントロール喪失などの精…


外来作業療法

外来作業療法は、精神症状を持ちながら自宅(家族と同居または単身)やグループホームなどで生活されている方に対して、主治医の指示の下で作業療法士が中心となり、医師や看護師など多くの職種のスタッフと連携し、治療を進めていきます。 患者さま一人一人の生活上の困り事や悩みを聞かせていただき、目標とする「希望する生活」や「なりたい自分」に向けて、さまざまな活動(日常生活…