精神科訪問看護について

精神科訪問看護とは病院を退院した後、あるいは通院中の方が、家庭や地域社会の中で安心して治療を継続しながら快適な生活を送ることができるよう看護師などの専門職が定期的にご自宅に伺って、さまざまな相談やアドバイス、支援などを行うことです。 「病気とうまく付き合いながら、地域生活を継続したい」「病気や症状悪化時の対処方法を身に付けたい」「病気や症状、お薬などについて…


心のエネルギー

心のエネルギーは常に満タンではなく、病気や、出来事、自分の思いや見方と現実とのギャップ、などの影響を受け、減ったり増えたりしています。過去に、「ちょっと、疲れたな」「しんどいな~」というご経験はどなたでもあるのではないでしょうか。そんな、ご自分の”今”の心のエネルギーを知り「ちょっと減った」と気付いたときに、早めに対応することが大切です。 おいしいものを食べ…


光療法と精神疾患

光が精神疾患に影響を与えると言うと驚かれるかもしれません。しかし1982年に精神科の医師・ローゼンタールらが季節性うつ病に対する高照度光療法の効果を発表して以来、光療法の精神疾患に対する効果は検討され続け、現在ではうつ病や双極性感情障害の治療に応用されることもあります。 高照度光療法は1万ルクスの照度を午前中30分程度浴びる治療で、以前は概日リズム(睡眠リズ…


認知行動療法

私たちは、物事について常に主観的に考えています。こうした考えは通常は適応的に行われているのですが、強いストレスを受けている時は考えに偏りが生じやすくなります。その結果、気分の落ち込みや不安などが生じるようになります。 認知行動療法では、つらくなったときに少し立ち止まり、そのときに頭に浮かんでいる考えをバランスの良いものに整えることでストレスを和らげる方法を学…


アルコール依存症とうつ病

笠井

アルコール依存症とうつ病は合併の頻度が高いことが分かっています。アルコール依存症に罹患するとアルコールに関連した身体の不調のほか、家族との不和、周囲の人とのトラブル、仕事上の失敗、失職、経済的困窮など、さまざまな問題が生じます。多くのストレスを抱える中で、うつの状態に陥りやすくなるのです。 酔っぱらっている間は気持ちが高揚し、一時的にでも嫌な気分から逃れられ…