統合失調症② ~統合失調症の症状と治療について~

統合失調症の症状は多様で、大きくは「陽性症状」「陰性症状」「認知機能障害」の三つに分けられます。 陽性症状には主に幻覚(実際にない声が聞こえる、幻が見えるなど)、妄想(現実にありえないことを訂正困難なほど強く信じる)、まとまりのない言動があります。陰性症状は感情や考える力・意欲が低下する状態を指し、うつ病や引きこもりなどとよく似た症状を呈したり、怠けていると…


統合失調症① ~統合失調症とはどのような病気か~ 

統合失調症は以前、精神分裂病と呼ばれていました。うつ病や認知症と比べ、実はその実態があまり理解されていない病気の一つでもあります。 統合失調症は、約100人中1人に見られる決して珍しくない病気で、多くは15~40歳くらいまでの若い時期に発症します。思考や行動、感情を一つの目的に沿ってまとめる(=統合する)能力が長期にわたり低下し、その経過中にある種の幻覚、妄…


月経前症候群と月経前不快気分障害

山崎

月経前症候群(PMS)とは月経の1~2週間ぐらい前から起こり、月経開始とともに消失する、周期性のある一連の症状を示す症候群を指します。PMSは身体的症状(下腹部や乳房の張りや痛み、頭痛、むくみ、食欲亢進=こうしん=など)と精神的症状(気分の落ち込み、おこりっぽくなる、いらいらする、不安など)を引き起こします。これらの症状は、排卵後に分泌される女性ホルモンの作…


反抗期について②

岡田医師

第2次反抗期は10歳前後から始まります。これは第二次性徴つまり性的な成熟が始まる時期で、動物ならば親離れして巣立っていく時期にあたります。人間では社会・心理的な成熟も始まり、それまで絶対的な存在であった「親」を相対的に捉え始め、反抗的になり乱暴な口をきいたり、ろくに返事もしなくなったりします。これも成長のために必要なことなのですが、たいていは口に行動が伴いま…


反抗期について①

岡田医師

子どもが2歳から3歳になる頃、第1次反抗期と呼ばれる時期が始まります。 この時期の特徴は何かにつけて「いや!いや!」を連発することです。時間がないときに限って「自分で」やりたがり、うまくいかないと怒る。この子は親を困らせようとしてわざと反抗していると感じる方もいるほどです。これらは自我の芽生え、つまり自分の意思が生まれてくるからだといわれます。しかし、より大…