認知行動療法とは

笠井

認知行動療法とはものの捉え方(認知)に注目して嫌な気分を楽にしたり、行動を変化させたりする精神療法です。 同じ出来事に出合っても、その時の気持ちや行動が人によって違っていることはよくあります。例えば、困難な状況に陥ったとき、ある人は前向きに切り開いていき、また別の人は不安になり前に進むことができなくなるかもしれません。 なぜこのような違いが出るのでしょう?そ…


パニック障害~突然に生じる動悸や息苦しさ

山崎

動悸(どうき)や息苦しさなどの自律神経の症状とともに激しい不安が発作的に起こる病気がパニック障害です。 男性より女性に多く100人に1~5人ぐらいの割合で発症、最初はおおむね30歳前後に経験することが多いようです。 また高い割合で「うつ症状」を併発することも知られています。 症状は、心臓がドキドキする、汗をかく、体や手足の震え、呼吸が速くなる・息苦しさ、胸の…


心に関わる前に

清水

心が悲鳴を上げています。取りも直さず、身体も悲鳴を上げています。 メディアの飛躍的な技術革命、ラジオ、テレビ、コンピューター、スマートフォンと続いたコミュニケーションツールの開発が、私たちの生活を「便利さ」という「思い込み」で極端に切り詰めていると思われます。 時間的、空間的に私たちの感覚が変容を強いられています。 つまり、私たちがこの地球とともにつくり上げ…


抗不安薬と睡眠薬の常用量依存

山崎

不安を抑えるための抗不安薬(安定剤)と睡眠薬のほとんどに、わが国ではベンゾジアゼピン系の薬剤が用いられています。この系統の薬剤は、処方量を守って服用していても軽い依存を生じることが知られており、この状態は常用量依存と呼ばれています。 ただ、常用量依存の状態は、一般的な薬物依存のイメージであるような、規定量以上の薬物を求めたり、薬物を服用して異常な考え方や行動…


認知症について

ayani

日本では65歳以上の高齢者人口の割合が20%を超え、認知症は65歳以上の高齢者の10%が罹患(りかん)しているともいわれることから、非常にありふれた疾患の一つとなっています。かつて認知症の方の多くは精神科を受診したり入院することなく、地域で周囲の人々のサポートを得て生活をされていました。時代の変化とともに社会の在り方も大きく変化し、家族や地域社会のつながりが…