アルコール使用障害について

笠井

従来の診断では大きく分けてアルコール乱用、アルコール依存という二つの状態像で説明されてきました。乱用とは飲酒によりさまざまな問題が生じているけれども依存に陥っていない状態を指し、乱用が繰り返されるうちに、やがて依存症に移行していくという考え方です。依存とは、離脱症状(禁断症状)や耐性(反復使用による効果の低下)といった身体依存と渇望やコントロール喪失などの精…


外来作業療法

外来作業療法は、精神症状を持ちながら自宅(家族と同居または単身)やグループホームなどで生活されている方に対して、主治医の指示の下で作業療法士が中心となり、医師や看護師など多くの職種のスタッフと連携し、治療を進めていきます。 患者さま一人一人の生活上の困り事や悩みを聞かせていただき、目標とする「希望する生活」や「なりたい自分」に向けて、さまざまな活動(日常生活…


精神科訪問看護で行う支援

精神科訪問看護は、主治医の指示の下で看護師らが計画的に利用者さまの自宅等を訪問し、心の病気の再発予防と仕事や学校への復帰に向けての支援やサポートを行い、地域生活をスムーズに送ることができるように具体的に援助していきます。 このサービスは、精神科病院やクリニック、訪問看護ステーションなどで行われています。病気と上手に付き合いながら、その人なりの生活を送ることが…


パニック障害

山崎

動悸や息苦しさなどの自律神経の症状と共に激しい不安が発作的に起こる病気としてパニック障害があります。 男性より女性に多く100人に1~5人ぐらいの割合で発症するといわれています。最初の発作はおおむね30歳前後に経験することが多いようです。また、パニック障害には高い割合で「うつ症状」を併発することも知られています。 症状は、心臓がドキドキする、汗をかく、身体や…


認知症の作業療法(リハビリテーション)

日常生活における作業や趣味、運動などさまざまな活動を通して認知症の方への作業療法を行います。まずはご本人との対話から始めます。対話では自身の内面に意識を向け、生活で困ることや不安について話して頂きます。自身の振り返りを促すことは、自尊心を持った生活意欲を増進させるきっかけとなります。その後リハビリテーションでは「運動」「思考」「満足感」という三つの要素をバラ…