レム睡眠行動障害とは

笠井

睡眠には二つの層があることが知られています。目がぴくぴくと活発に動いている時期をレム睡眠、そうでない時期をノンレム睡眠と呼び区別しています。夢を見るのはレム睡眠のときで、脳は活発に活動していますが、体は筋肉の緊張が緩んで、まったく力が入らない状態となります。いわゆる金縛り状態で、夢を見てもその内容に関連した体の動きが起こらないのは、このような睡眠中枢の働きに…


回想法について

回想法は、高齢者が、昔の体験を繰り返し語ることに積極的な意味を見いだし、高齢者のうつ病や認知症の治療に活用した心理療法です。現在、医療機関や高齢者施設など、さまざまな場で取り組まれています。 具体的には、昔懐かしい道具や食べ物、またはその写真などを用意し、それを話題のきっかけとして、グループまたは個人で、高齢者に思い出を語っていただきます。治療者がその語りに…


社交(社会)不安障害

山崎

「人前で何かをするときに失敗をしてしまうのではないか」。このように、悪い評価を受けることや、注目を浴びる行動への不安から強い苦痛を感じたり、体の症状が現れ、次第にそうした場面を避けるようになり、日常生活に支障を来すことを、社交(または社会)不安障害といいます。 恥ずかしいと思う場面でも、多くの人は徐々に慣れてきて平常心で行動できるようになりますが、社交不安障…


心と体②-おなかが痛い-

machihara

前回は「のど」でしたが、今回は「おなか」です。内科で検査を受けたり、整腸剤をしばらく飲んだりしたけど一向に治らない。過敏性腸症候群とか自律神経失調症とか言われたけど、それでどうしたらいいのか分からない。身体的アプローチがなかなか有効とならない場合には、前回と同じく「身体の症状が何を表しているか」を考えてみるのが精神療法的アプローチとなります。 おなかというも…


心と体① -のどがつかえる-

machihara

「のどに何かつかえた感じがする・・・」。内科や耳鼻科等でいろいろ検査を受けたけれど「何も異常なし」と言われ、精神科に紹介された。これは典型的にはヒステリー球と呼ばれる症状で、半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)などの漢方薬が著効することもありますが、精神療法的アプローチとしてはその身体の症状が表している「意味」を考えます。 「のど」に注目し、「(今起こっている事…